令和2年度「ふるさとウォーク」埴岡真弓先生と歩く
潮と酒の香る町・西宮~エビスさんと宮水と~
を開催しました

ふるさとウォークとは?・・・平成17年度より兵庫県生活文化大学姫路校「ふるさとの歴史講座」の講師をつとめられている埴岡真弓先生(播磨学研究所運営委員兼研究員)と一緒に徒歩で各地の史跡や文化財などを訪ねます。これまでに龍野、姫路、高砂、尼崎など数々の歴史ある町を巡りました。

埴岡先生のわかりやすい解説により、楽しく歩きながら兵庫の隠れた歴史を発見できるとご好評をいただいています。

今回は、「えびすかき」とも呼ばれた傀儡師(くぐつし)の故地や、平安時代からその名を知られ、漁業の神、商売繁盛の神として広く信仰を集めた西宮神社、和田岬に出現したエビス神が鳴尾浜から西宮へと遷座する際に休憩したという伝説地の他、灘五郷の一つ、西宮郷を代表する醸造元「白鹿」が設立した博物館などを巡りました。

今年度は10月28日(水)に開催し、22名の方にご参加いただきました。

傀儡師故跡

傀儡師故跡

集合場所の阪神西宮駅にて手指の消毒と検温にご協力をいただき、まずは傀儡師故跡へ。人形芝居をしながら全国を行脚してえびす様の福を配ったとされる彼らの芸は、淡路島や大阪・文楽座の人形浄瑠璃へと成長していったといわれています。
西宮神社 大練塀

西宮神社 大練塀

えべっさん筋を歩いて戎信仰の総本宮にあたる西宮神社へ。表大門の左右に連なる大練塀(重要文化財)、十二末社、社務所内の資料室などで解説を受けました。写真を撮影する方、資料にメモを書き込まれる方など様々。本殿は珍しい三連春日造、参拝を済ませて、一通り見学を終え次の目的地へと移動。「来たことはあるけど、新しい発見があった」とのお声をいただきました。

白鹿記念酒造博物館

白鹿記念酒造博物館

古い地形の名残が残る旧国道(西国街道)を通って、蛭子(ひるこ)大神御輿屋(おこしや)伝説地に立ち寄り、阪神バスですぐの白鹿記念酒造博物館へ。近くの旧辰馬喜十郎住宅前でも先生の解説を受けました。博物館で入場記念に日本酒ボトルを受け取っていただき、記念館と酒蔵館を見学。酒蔵館では多くの酒造道具が展示され、貴重な資料も多く残っており、先生へ質問していただきながら見学。「普段の座学とはまた違う楽しさがある」「自分で行くとただ資料を眺めるだけになってしまうから良かった」とのお声をいただきました。

見学を終えられた方より解散としていましたが、白鹿クラシックスでお買い物されたり、近くの有名店で昼食をとられたりと、皆さんそれぞれ西宮の町を堪能されていました。
 今年も皆さんにご協力いただき、無事にふるさとウォークを終えることができました。誠にありがとうございます。